☆数星の王子、ただいま冒険中★

ギフテッド?(IQ137)☆メンサ会員☆自閉スペクトラム症☆注意欠如・多動症☆口唇裂☆3月生まれの一人っ子♥数字ラブ♥王子の冒険譚

★「クスリ」★という不思議なアイテム⑥ 薬を飲んで、算数オリンピックを受けるのは、ズルいのか? ※薬で、持っている力を発揮せよ。

 

【王子 小3 8歳】

 

 

実は、ママリ、王子が、クスリを飲んで、テストを受けること』に、ずっと、迷いがありました。

 

 

その理由は、

 

ケアレスミスを多発する子は、他にも沢山いるのに、王子だけ、その部分を、薬 (コンサータ) で、カバーして、いいのだろうか?」

 

 

ズルいのではないか?

 

そう、考えてしまうことがありました。

 

 

 

そして最近、算数オリンピックのキッズBEEで、王子が、ファイナル大会に残れたことで、また、考えました。

 

 

王子は、コンサータがなければ、ファイナル大会に、残れなかったかもしれません。

 

王子がクスリを飲まずに参加していたら、もしかしたら、他の誰かが、通って、王子は、通っていなかったかもしれません。

 

 

 

でも、最近、パパ虫を見ていて、気づいたことがあります。

 

 

パパ虫は、目が悪いので、眼鏡を、常にかけていて、かけていないと、ほとんど見えません。

 

眼鏡がない時代に生まれていたら、パパ虫の職業選択は、かなり、厳しいものになっていたと思います。

 

 

ハンター → モンスターに、返り討ちにされる

 

学者 → 本の字が、見えない

 

お百姓さん → 稲と虫を、見間違える

 

王様 → 裸の服を、着せられる(笑)

 

 

視力が悪いと、できないことが、沢山、あるんですね。

 

だから、『眼鏡』の発明は、すごいことなんです。

 

眼鏡がないと、パパ虫は穀潰し (食べるだけは一人前で、何の役にも立たない人) で、もしかしたら、大人になることすらなく、子供のうちに、崖から落ちて、死んでいたかもしれません。

 

眼鏡を、ディする意図は、ありません。

 

 

一方の、ケアレスミスを多発する、発達障害の王子は、眼鏡がない時代でも、多分、ハンターにも、学者にも、お百姓さんにも、王様にも、クスリがなくても、どうにかなって、大金持ちにはなれないけれど、つつましやかに、生きていけた気がします。

 

 

ハンター → 視野が狭いので、遠距離戦は苦手だけど、接近戦は大丈夫

 

学者 → 本大好き

 

お百姓さん → 生きるためなら、がんばれる

 

王様 → 裸の服に気づいて、悪い大人を倒す(笑)

 

 

 

王子は、複雑な運動 (同時に2つ以上の動作があるもの、飛びながら投げる等) は、体が上手く動かないので、苦手で、うまくできるようになるまで、ものすごく、時間がかかります。

 

そして、多分、王子は、体の成長が、他の子供達よりも、-2歳なので、運動機能も2歳くらい遅れていて、例えば小学1年時の体育だと、みんなは小学1年生で、王子は、幼稚園年中児くらい、という感じでした。

 

 

でも、一度できるようになると、普通の人間達の、真ん中くらいの順位に、食い込めます。

 

王子のマラソンの結果は、1、2年時、ほぼ最後の方でしたが、3年で、一気に、真ん中あたりまで、伸びました。

 

 

( ゚Д゚)

 

びっくりしすぎて、練習を見ていた先生方が、わざわざ、ママリに教えてくれました。

 

 

王子は、運動系には、一切、自信はないです。

 

でも、王子は、『運動音痴、運動ができない』のではなくて、ただ、単に、体が、他の子供達よりも、できあがるのが遅いんですね。

 

王子は、不器用でもあるので、ママリもパパ虫も、先生方も、王子のことを『運動が苦手』だと、考えていたんです。

 

でも、小3王子を見ていると、得意、ではありませんが、苦手、でも、ないのかもしれません。

 

 

王子は、単純な運動は、まあまあできて、注意欠如多動症の特徴で、元気で、スピード感があるので、もし、眼鏡がない時代に生きていたら、天職は、『飛脚』だったのではないかと、ママリは、考えています。

 

飛脚なら、体が動いちゃう、注意力が散漫、話すのが苦手等々も、できなくても、まあ、いいですもんね。

 

王子は、地図も大好きで、新しい場所に行くことも大好きなので、手紙を片手に、色々な場所に思いっきり走っていけるなんて、最高だったかもしれません。

 

 

でも、パパ虫は、眼鏡がないと、どの時代に生まれていても、得意な理科も、できないんです。

 

飛脚も無理です。

 

だって、前が、見えないんですよ。

 

崖から、落ちるでしょ。

 

 

でも、眼鏡があれば、裸眼のママリよりも、物事がよく見えるんです。

 

なんの職業にも、就けます。

 

 

 

「眼鏡がない時代の、パパ虫」と「眼鏡がある時代の、パパ虫」の人生は、かなり、違うものになっていただろうと、ママリは、勝手に、考えています。

 

※目が悪い方、眼鏡をディする意図は、ありません。

 

 

そんな風に考えていたら、

 

『自分の弱点を、「アイテム」で底上げすることは、全く、悪いことではない。』

 

という結論に、達しました。

 

 

パパ虫の『眼鏡』と、王子の『コンサータ』は、同じ、お助けアイテムです。

 

 

王子、コンサータがある時代に生まれて、よかったねーー☆

 

 

 

 

そもそも、クスリは、王子の頭を、良くしてくれるわけでは、ありません。

 

レベル5の王子を、レベル10にしてくれるわけでは、ないんです。

 

 

 

普通の人間は、「薬を飲んでも、飲まなくても、レベル5」です。

 

 

 

でも、王子は、

 

「レベル5だけど、普段は、それが体の中に隠れていて、薬を飲むと、外に出せる。」

 

状態です。

 

 

だから、王子が、クスリを飲んだ時だけ、難問が解ける、ということでは、ないんです。

 

王子は、クスリを飲まなくても、難問を、解きます。

 

 

クスリを飲むと、ミスが、減るんです。

 

単純な計算ミスとか、読み間違いです。

 

 

 

王子が、王子家で、問題を解く分には、ケアレスミスをしても、なんのミスをしても、もう一度、やればいいだけなので、特に問題は、ありません。

 

問題の解き方を、理解していれば、もう一度、やればいいだけだからです。

 

 

 

でも、短期決戦、一発勝負のテストでは、そうは、いきません。

 

答えが間違っていれば、×です。

 

 

この、どうにもならない、葛藤なんですね。

 

家では、理解できていて、解けるのに、一発勝負のテストでは、点数が、取れない。

 

 

それが、クスリを飲めば、テストでも、点数が取れるようになる。

 

 

 

「薬を飲んでるなんて、ずるい」と思うかもしれませんが、王子の方が、みんなのことを、羨ましく思っていることは、間違いないです。

 

 

『むしろ、クスリを飲まなくても、ちゃんとできるみんなの方が、ずっと、ずるいし、すごいよ。』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

薬。

 

コンサータ

 

副作用、沢山、あります。

 

 

実際、現在、小3王子は、クスリがとても嫌で、学校で、ヘロヘロになってしまうようで、学校の先生方から、「やめた方がいいのでは?」と、言われました。

 

ママリも、そこまで辛いなら、飲まなくてもいいんだよ、と言っています。

 

 

でも、王子は、「クスリを飲む」と、言います。

 

王子は、サピックスに通いたいので、大好きな算数のテストで力を発揮したいので、クスリがどんなに嫌でも、『やめる』という選択肢は、今のところ、ないようです。

 

 

王子の情熱と、意思と、決断を、ママリは、尊重しているので、口は、出せません。

 

 

他の選択肢を探しつつ、見守っていこうと思います。

 

 

 

 

 

先日、病院で、精神先生Ⅱにも、「薬を飲んでテストを受けること」について、相談してみました。

 

 

先生は、あっさり否定していました。

 

「ズルい?ないない。ないですよー。」

 

「薬は、ドーピングとは、全然違うんです。ドーピングは、実力以上の力にするものだけど、薬は、本人ができることしか、できるようになりません。」

 

「だから、薬を飲んで、できていることは、チャタ君の実力なので、ここぞ、という時には、バンバン使っていいんですよ☆」

 

と、言われました。

 

 

とてもありがたい、応援の言葉でしたーーー☆

 

 

精神先生Ⅱは、とても前向きで、大丈夫ですよー、という感じの温かい先生で、相談した後に、元気がでます。

 

 

いつも、ありがとうございます。

 

 

 

 

■王子画伯の作品集■③ 相手チームが、主役⁉ ※視点が、僕。

 

【王子 小3 8歳】

 

 

 

王子3年の夏、野球の絵を描く機会が、ありました。

 

 

 

時間があまりなかったので、王子は、ぴゃぴゃっと、ばばーっと、絵を描いて、色もちょちょっと塗って、秒速で、しあげました。

 

 

 

( ゚Д゚)

 

その絵を見て、ママリは、びっくりしました。

 

 

え?

 

 

そこには、西部ライオンズ選手が、何人か、描かれていました。

 

こちらを向いて、野球をしている感じです。

 

ライオンズのマークが入ったユニホームも、着ていました。

 

 

 

ふむ。

 

ふむ?

 

 

 

王子は、大の、大大の佐々木朗希投手のファンで、応援しているチームは、千葉ロッテマリーンズ、なんです。

 

 

ライオンズじゃ、ないんです。

 

そうじゃ、ないんですよ。

 

そうじゃないんだよ。

 

 

 

でも、絵としては、成立していました。

 

王子のことを、知らない人間からみれば、「西部ライオンズファンの子が、大好きなライオンズの選手を、描いたのだな☆」と、思うことでしょう(笑)

 

 

 

ママリは、何か、面白い理由がありそうなので、笑う準備を、しました。

 

 

 

「なんで、ライオンズの絵を、描いたの?」

 

 

王子は、ママリの質問の意図に、全く、気づかず、?顔でした。

 

 

「え?だめ?」

 

 

「なんで、ロッテの絵を、描かなかったの?」

 

 

ママリが、プンスカしていると、王子は、またしても、?顔でした。

 

 

「え?描いたよ。」

 

 

今度は、ママリが、?顔の番です。

 

 

「え?ライオンズの外崎修汰 (二塁手、王子が好きなライオンズの選手) 、描いたでしょ?この、裏切り者めーーーー。」

 

 

と、ママリが王子に、ヘッドロックかますと、王子の方が、日々冒険をしていて強いので、冷静に外され、真顔で、諭されました。

 

 

「ママ、僕、ロッテの試合、描いたよ。」

 

 

「え?どこに?」

 

 

「僕が、4番バッターで、キャッチャーなの。この回は、僕からだから、塁には、ランナーがいないよ。他の選手は、僕の後ろにいるよ。」

 

と、言ったんです。

 

 

 

ボ ク ノ ウ シ ロ ニ イ ル  ⁉

 

 

 

( ゚Д゚)

 

 

 

これは、面白かったですね。

 

 

王子は、ロッテとライオンズの試合の絵を、描きました。

 

で、今は、ライオンズが守っていて、更に、ロッテのランナーが、塁に出ていないので、王子の目の前の光景には、ライオンズの内野手だけが、見えているんです。

 

で、それを、そのまま、描いたんですね。

 

 

で、ロッテの選手は、バッターなので、今、バッターボックスに立っていて、打っている王子の、後ろに、いるんです。

 

全員。

 

 

なるほどねー。

 

 

 

王子は、

 

ロッテの試合の絵を描いて、ロッテの選手が、誰もいない瞬間を、あえて、切り取って、絵にした

 

んです。

 

 

斬新でした。

 

天才的ではないですが、斬新でした。

 

 

 

普通なママリは、つい、

 

 

「大好きなロッテの選手を、描きたい。」

 

「ロッテの選手の絵を、見てもらいたい。」

 

 

そう、考えてしまいます。

 

 

でも、確かに、よくよく考えてみると、ロッテの選手を描いて、見てもらうことは、とても、社会的な気がしてきました。

 

ママリは、「絵を見ている人間」に、ママリが、ロッテのファンだと知ってもらいたい、ロッテの選手を知ってもらい、という、相手に働きかける絵柄を、選んでいるんですね。

 

 

でも王子は、見ている人間は、虫、無視してますね。

 

 

見ている人間が、どう思おうと、どんな理解をしようと、王子は、どうでも、いいんです。

 

見ている人間が、なんと言おうと、そこまでは、気にしないんです。

 

ちょっとは、気になります。

 

 

 

王子画伯にとって、多分、大事なことは、「見ている人間」ではなくて、「僕が、何を描きたいか」なんですね。

 

 

以前も描いたように、王子は、

 

「これ、描きたい」

 

おしまい。

 

 

なんです。

 

 

 

 

状況を把握することが苦手で、

 

 

関係性を捉えることも苦手で、

 

 

三次元を捉えることももももも、

 

 

苦手な王子の、

 

 

「ロッテの試合」は、

 

 

こうなるんですね (笑)

 

 

 

 

実は、ママリ、この王子の視点を知ってから、絵を見るのが、楽しくなってきましたよーーー☆

 

 

ママリは、描いてあることを見て、漠然と、ママリの常識の範囲内で、想像したり、考えることしかできません。

 

まさか、描き手が、そんな視点で、世界を見ていて、その瞬間を切り取っていたとは、思いもしませんでした。

 

 

一見、ライオンズファンの王子の絵が、実は、ロッテファンの王子の絵であるように、微笑んでいる聖女の絵には、全く違う視点、考え方、捉え方、意味が、あるのかもしれません。

 

見えている表面、絵の部分とは、全く違う、見えていない真実が、あるのかもしれません。

 

 

そんな風に、小学校の廊下に飾ってある、子供達の絵を、見るようになりました。

 

 

 

 

※ 王子は、天才ではありません。

 

 

●ひっすイベント●① 『MATHコン』 算数・数学の自由研究の作品コンクール。

 

【王子 小3 8歳】

 

 

みなさん、『MATHコン』、知っていますか?

 

 

「問題を解く=守り」なことが多い、小学生の算数なのですが、『MATHコン』は、違います☆

 

攻める、算数です☆

 

 

算数は、誰かが作った問題に、応える、答える、解く、という感じで、多くの場合は「受け身」なのですが、「攻める」ことも、もちろん、できます。

 

「攻める」算数は、自分が問題や、作品を、創ることです。

 

 

『MATHコン』は、まさにそれで、夏休みの自由研究の、算数・数学作品のコンクールです。

 

 

 

これ、とてつもなく、おすすめします☆

 

 

 

王子は、2年から作品を送り始めて、3年の今年も、送りました。

 

 

王子は、数字大好き、考えることが大好きな子星人です。

 

ただ、算数の作品を、作ったことは、ありませんでした。

 

 

小2王子に、「数字を使う内容で、色々と調べて、作品としてまとめるなら、何について、調べたい?」

 

と、聞いたところ、王子は

 

「甲子園」

 

と、答えたんですね。

 

 

そこから、ママリと王子は、ああだこうだ、話し合い、テーマを決めて、結論にたどりつくために、色々な方法を考えたり、計算をしたりして、最後まで、書きあげました。

 

王子、めっちゃ楽しかったようです♬

 

 

 

小3王子も、楽しみにしていたようで、夏休みの予定に、どこかの企業主催の「バス旅」(王子の大好物です) を入れようとしたパパ虫に、「夏休みの最後の方は、多分、算数を、やらないといけないから、バス旅は、また今度にする。」と言って、断ったのです。

 

 

そして、今年も、甲子園についての作品を、仕上げました。

 

 

2年の作品は、行きあたりばったりでやったのが、意外と、うまくいきました。

 

3年の今年は、王子の疑問から、徹底的に、トーナメント表を、分析してやりました♬

 

 

うまくいかなくて、白目になることも、ありました。

 

でも、達成感は、すごいです。

 

 

数字や算数が好きでも、自分の考えに対して、試行錯誤をして、結論までたどりつく機会は、なかなかないと思います。

 

 

なので、算数好きの子供達に、ぜひ、一度、テーマから、結論まで、試行錯誤することを、おすすめします★★☆☆

 

 

 

因みに、王子の小学校では、1年の頃は、この『MATHコン』に、多分、参加していなかったようです?

 

2年の時の校長先生が、算数の先生だったので、王子の小学校からも、何人か、『MATHコン』に参加してほしいと言いはじめたようで、王子にも、声がかかりました。

 

なので、王子は、1年の頃は、普通の自由研究をやりました。

 

 

王子家では、2年になって、はじめて、『MATHコン』の存在を知り、王子が考える、良いきっかけになっているので、みなさんにも、おすすめしますーーー☆

 

 

 

 

ⅤⅤ算数ⅤⅤ③ 「全ての問題は、いつか、できるようになる」 ※ピンピン王子とドリルの使い方。

 

【王子 小3 8歳】

 

㊗㊗㊗ 算数オリンピック キッズBEE ファイナル進出 ㊗㊗㊗

 

 

ある日、王子が、完敗した問題があります。

 

 

4歳の頃、全く理解できなかったのが、

 

てんびん⚖

 

です。

 

 

当時の王子は、問題のルールを教えてあげると、どんどん、自分で、ドリルを進めていたのですが、この、⚖だけは、何回か教えても、理解できませんでした。

 

ママリは、あっさり、諦めました。

 

 

ママリは、基本的に、「王子が、やりたければやってもいいけど、できないことは無理せず、できることを楽しめばいい」と、考えています。

 

この時も、「今、天秤が、理解できなくても、何の問題もない。」と考えました。

 

 

 

そして、1年後に、その問題をやってみたところ、王子は、できました。

 

 

「王子の脳みそが、1年前は、まだ、理解できなかったんだね。でも今は、できるようになったね。」

 

とママリが言うと、「そうだね、そうだね。」と、王子は、目をキラキラさせながら、頷いていました。

 

 

 

これです。

 

これ。

 

 

ドリル・問題集を、やらないまま、1年間、2年間、置いておくのは、勇気がいります。

 

 

でも、できない問題を、親が、すぐに解説してしまうと、『僕は、問題が、できなかった』と、子供は、考えてしまうんですね。

 

 

でも、1年、2年前に、「できなかった問題」が、今、できたら、『できるようになったー☆』という嬉しさだけが、爆発します。

 

 

「できた」という、実感と自信が、王子に、芽生えてきました。

 

 

 

だから、王子は、算数的なメンタルが、非常に、強いです。

 

今、問題ができなくても、悲観しません。

 

 

 

幼稚園時代の王子は、難しい問題にチャレンジして、できなくても、「今はできなくても、そのうち、できるようになるから、いいんだよ。」と、考えていました。

 

その考え方が、1年生の時に、崩れて、ガタガタになって、「難しい問題はやりたくない。」に変わってしまったのですが、サピックスや、算数オリンピックの問題のおかげで、復活しました。

 

本当に、ありがとうございました。

 

 

 

 

王子は、基本的に、生きていれば、僕は、

 

『算数の問題は、全て、いつか、できるようになる。』

 

と、考えているので、ママリに、教えてもらう必要が、ありません。

 

 

今、王子に聞いてみたら、やっぱり、

 

『全ての問題は、いつか、できるようになると思ってるよ。むふふ。あ、図形は無理かもしれない。』

 

と、言っていました。

 

 

図々しくて、すみません。

 

でも、王子の、数少ない、万人から、褒められる長所なので、どうか、お許しください。

 

 

以前、ギフテッドの子は、じっくり考える、非効率的な、研究者タイプの子が多いらしいと書いた時に、王子もそうだと書いたのですが、違うかもしれません。

 

 

王子は、「算数の問題が大好き」なので、『沢山、題を解きたい』子星人です。

 

 

なので、探求していく研究者タイプではなく、

 

 

「問題を、沢山、解きたい。 ☆☆ 謎解きタイプ ☆☆」

 

 

かもしれません☆

 

 

 

 

算数オリンピックの、1年~3年生対象のテスト『キッズBEE』は、ママリが、以前から、数字大好き王子に、受けさせたいと考えていた、テストでした。

 

 

実は、『キッズBEE』の開催は、6月で、王子が1年生の時は、間に合いませんでした。

 

1年から受けたい方は、入学準備と重なるので、事前に、チェックしておいた方がいかもしれません。

 

 

そこで、2年で、実際に、一度、受けさせてみようと考えたのですが、『キッズBEE』の対象は1~3年生なので、3年生がいるのに、2年生で良い点数をとるのは、難しいだろうと思いました。

 

 

『キッズBEE』の問題が、どのような内容なのか、王子が、好きで、できる系の問題なのか、全く分からなかったので、『キッズBEE』の過去問を買うのは迷い、やめました。

 

高かったからです(笑)

 

そして、時間が、明らかに足りなさそうな、そんな分厚さの過去問だったので、ママリが、ひよってしまいました。

 

 

なので、ちょっと体験できる、様子見のような問題集を買って、やってみました。

 

王子がやったのは、こちらです。

 

 

① 『算数オリンピック キッズBEE模試』 ロジコ問題製作部

 ← 楽天 中古 はこちら。

 

 

こちらは、模試形式で、実際のテストの練習に使えるので、良かったです。

 

はじめてテストを受ける子は、実際のテストが、どのような感じなのか、知っていると安心できるかもしれません。

 

 

どんな問題が、出るのかな?

 

過去問を購入するのは、迷っている。

 

 

そんな方たちに、おすすめです。

 

 

 

王子が、やってみたところ、ボチボチ、できていました。

 

 

これをやって、本番に挑んだところ、2年生王子は、100点中、

 

60点ちょい

 

取ってきました。

 

 

 

( ゚Д゚)

 

 

正直、ビックリするくらい、良い点数でした。

 

 

ファイナル大会に、進むためには、69点が必要だったので、行けなかったのですが、王子、手ごたえが、ありました。

 

そして、王子、めっちゃ、楽しそうでしたーーーー☆

 

試験後に、一生懸命内容を、ママリに、説明してくれました☆

 

 

 

王子が、大好きな問題たちが出るということが、分かったので、来年は、準備をして、テストに挑もうということになりました。

 

 

 

そこで、ママリは、王子に、『キッズBEE』の過去問を、買い与えました。

 

② 『算数オリンピック キッズBEE 過去問題集 2022年』 算数オリンピック委員会 

 

 

「とりあえず、自由に、やってみて。」

 

ママリは、この過去問を、王子と、どうやって進めていくべきか、全く分からなかったので、とりあえず、いつものように、自由な方法で、解説なしで、進めてみようと考えました。

 

結果、王子は、自分が好きな時に、好きな問題をどんどん進め、できない問題はバンバン飛ばし、7割くらいは、自力で解きました。

 

 

王子は、この過去問にのっている、超思考力系の問題は、大好きです。

 

 

 

因みに、同時進行でやっていた、算数オリンピック対策の問題集に、

 

③ 『天才くらぶチャレペー① 総合編』 アルゴクラブ

 ← 楽天はこちら。

 

 

④ 『天才くらぶチャレペー② 数編』 アルゴクラブ

 ← 楽天はこちら。

 

 

が、あります。

 

 

こちらは、算数オリンピックの数理教室である、アルゴクラブから、出ているものです。

 

ただ、こちら、2冊とも、王子の食いつきは悪く、算数の問題集で珍しく、ママリが、王子の隣に座って、「これ、やるわよ」と見張っていないと、全く進まない、問題集でした。

 

なので、王子からすると、とっても疲れる、難しい問題が揃っていたのかなと、思います。

 

実際、テストを受ける直前でも、王子、『チャレペー②』の後ろの方の問題を、間違えまくっていたので、キッズBEEのテスト前に全問終わらせる予定だったのに、「今は、やらなくていい。今度、好きな時にやって。」と、自由にやっていい棚に、逆戻りしていった、1冊です。

 

おすすめします。

 

 

 

王子家で、王子が自由にやる勉強の時は、座る、集中する、ちゃんとやる、というような、きまりや制限は、一切ないです。

 

薬も、飲んでいません。

 

 

王子は、マンガを読みながらやっていたり、同じ問題を何回もやったり、九九表を見たり、ブロックを使っていることもあります。

 

 

 

王子は、「ピンピン」していることがあります。

 

イメージとしては、頭から、アンテナが、ピンピン立っていて、この状態になると、他の人の話は聞いていないし、ご飯もトイレも後回しにして、一つのことをやっています。(多分、発達障害の特徴の一つ『過集中』だと思います?)

 

 

ママリは、ピンピン王子を、王子家以外で、実は、見たことがありません。

 

多分、王子は、算数の問題をやっている時に、のってくると、ピンピンしてくるのですが、その状態になると、他のことが、一切、見えなくなります。

 

なので、多分、外だと、一つのことに全集中してしまうと、例えば、授業時間に合わせることができなくなったり、まわりが見えなくなって、誘拐されてしまうかもしれないからかな、と、ママリは考えています。

 

あと、やっぱり、他の人間 (家族以外) がいると、その人間に注意が向いてしまうので、自分だけの世界に沈んでいくピンピンが、できないのだと思います。

 

 

なので王子は、危険がない安心な場所で、大好きな算数の問題があって、自由に考える時間がある、王子家で、ピンピンしだします。

 

 

こういう事情があるので、ママリは、王子に、なるべく、家で、やらなければいけないことをやる時間を短くして、自由時間を多くあげたい、といつも考えています。

 

 

 

 

 

 

こんな感じで、王子は、予選のトライアルの問題も、決勝のファイナルの問題も、やってきました。

 

 

2年の7月から、はじめた過去問でしたが、3年の4月頃、ママリは、ある事実に、気がつきました。

 

「王子が、どうやって、答えを導いたのかが、分からない。」

 

 

そうなんです。

 

王子は、問題を勝手にやっていて、ママリは、〇をつけて終わりで、間違っていたら×をして、また、王子が勝手にやって、ママリは〇つけをして終わり、でした。

 

 

問題によっては、一回やって、間違えて、何ヵ月も放っておかれているものも、ありました。

 

でも、王子は、「そのうち、できるよ。」と言いつつ、実際、過去問の7割は、自力で、解きました。

 

 

でも、ママリが、王子が、どうやって問題を解いているのか、観察してみたところ、王子の、大得意の方法は、

 

『あてはめる方式』

 

だったんです。

 

 

 

そこで、パパ虫と相談して、

 

「今後のことを考えると、道筋をちゃんと立てて、問題を、論理的に解いた方がいいから、ちょっと、一回、チャタの、行き当たりばったりな方法はやめて、パパ虫と、同じ方法で、やってみよう。」

 

と、話しました。

 

今は、問題が簡単めなので、あてはめられる数字の可能性が、何個かしかなくて、全部あてはめたとしても、どうにかなっているけれど、問題が難しくなって、何通りも、何百通りも、あてはめて考えていたら、問題を、多分、解けないからです。

 

 

王子とパパ虫は、何個か、問題を、一緒にやりました。

 

すると、

 

なんと、

 

王子の、不思議な方法の方が、

 

パパ虫の、論理的な方法よりも、

 

正解率が高く、速かったんです。

 

 

パパ虫も、実際に、王子が、目の前で、高速で、答えを出していくので、

 

「パパ虫の方法の方が、速いし、正確だよ。」

 

とは、言えなくなりました。

 

 

 

そこで、ママリとパパ虫の、結論は、こうなりました。

 

『チャタよ。チャタは、チャタの方法で、勝手に、解いてくれ。』

 

 

 

でも、「他の方法もあることを、受けいれてね」と、話しました。

 

 

なので、王子家では、

 

「王子の邪魔をせず、それぞれの方法で」

 

それぞれ、問題を、解いています。

 

 

因みに、ママリとパパ虫の、問題の解き方も、かなり違うので、それも驚きでした。

 

 

 

とりあえず、今は、まだ、

 

👍 どうやって、問題を解こうが、王子の自由 👍

 

という結論で、落ち着きました。

 

 

 

 

因みに、王子の不思議計算の一例は、こんな感じです。

 

「1780円で、4足、靴下が入ったセットと、1610円で、3足のセットだと、どっちがお得?ママ、計算が面倒だから、計算してちょ。」

 

「4足。」

 

王子、即答。

 

「あ、勘で答えたでしょ?ちゃんと、計算してよ。」

 

「え?したよ。」

 

「割り算、はやっ(笑)」

 

と、ママリが笑っていたら、

 

「え? 割り算なんか、してない よ。」

 

「1780から1600を引いたら、180でしょ?おおよそ180円だから、1足が180円だと、安いでしょ?だから、4足の方がお得だよ。一足がいくらかは、計算してないよ。だって、「どっちが、お得?」って、ママ、聞いたでしょ?「いくら?」って聞かれてないよ。」

 

と、返されました。

 

 

分かります?

 

ママリは最初、王子が、何を言っているのか、分かりませんでした。

 

 

要するに、

 

1600 (10円は切り捨て) 円で、3足は、こうなります。

□□□

 

1780円も、↑と同じように、3足は1600円だと考えて、

↓まず、こうします。

□□□

 

こうすると、残りは、180円になります。

 

1780円 = □□□+180円

 

ということは、4足目の値段が、180円になります。

 

4足目の値段が、180円だと、安いんですね、安すぎて、ありえない。

 

もし、1足180円だと、4足で720円なので、4足で1780円にするためには、3足(□□□)の値段を、3足1600円より、安くしないといけない。

 

なので、4足セットの方が、お得だよ。

 

という、考え方です。

 

 

この計算方法だと、誰でも、1秒で、計算ができます。

 

 

ママリは、愚直に、昔、学校で習った方法を使って、割ってから比べる、という方法を、使っていました。

 

計算が、面倒で、ややこしいです ( ゚Д゚)

 

 

 

ママリが、その方法、誰かに習ったの?と王子に聞くと、王子は、

 

「習ってないよ。自分で、考えるんだよ。」

 

と、言っていました。

 

 

 

なるほど、この時、ママリは、王子の強みに気がつきました。

 

 

ママリは、知っている方法に、数字を、あてはめているんですね。

 

 

 

でも、王子は、問題毎に、合いそうな方法を、考えて、試しているのかなと思いました。

 

 

例えば、□□□ + 180円、という方法は、王子が考えたのではないと思います。

 

多分、どこかで習ったか、本に書いてあったんだと思います。

 

そういう方法や道具を、王子は、沢山、持っていて、その時々で、合いそうな方法を、選んでいるんです。

 

なので多分、□□□ + 180円の、180円が、もっと高い数字だと、王子は、この方法は、使わなかったかもしれません。

 

平均が同じくらいだと、実際に計算した方が良さそうだと、考えたかもしれません。

 

 

こんな感じで、王子は、方法に捉われず、知っている方法や好きな方法で、感覚で、問題を解いているのかなと、ママリは思いました。

 

 

これは、はまれば速いけど、うまくはまらないと、時間が余計にかかったり、解けないかもしれません。

 

 

でも、王子は、うまくいかなくて、はまらなくても、楽しいんですね。

 

「ああーー、これもダメかー。くっそーーー。」

 

と笑いながら、やっているので、もう、放っておきましょう。

 

 

王子は、問題を、「速く、解く」ことが楽しいのではなく、問題を「やる」ことが楽しいので、今はまだ、王子流で、いいのかなと、考えています。

 

 

 

ママリは、長い間、王子は頭の中で、一般的に解く方法で、とにかく、何回も、何回も、あらゆる数字をあてはめて、計算して、だめで、やり直しているのかと思っていました。

 

でも、実は、全くの、逆でした。

 

 

王子は、非常に、効率的です。

 

そして、固定概念がない、自由さがあるのかなと思いました。

 

 

一般的に解く方法が、そもそも、一番、速く、効率が良いとは、限らないのかもしれません。

 

 

 

 

偉そうに、色々と、書いているのですが、ママリは、全く、算数数学ができない人間です。

 

専門家の方々からしたら、意味不明な内容かもしれませんが、「算数数学ができない人が、王子を観察していると、こう捉えちゃうんだーー。ああー、ママリって、残念だなー。」ぐらいの、温かい目で、見守っていただけると、ありがたいです。

 

 

♥王子ラブ♥のママリで、すみません。

 

 

 

 

 

※ この記事は、2023年算数オリンピック『キッズBEE』の大会 (6月11日) 前に、書いたものです。

  この後、王子が、「もっと速く、良い点をとりたい」と言いだし、ママリが悩みに悩む展開になっていきます、こうご期待です。

 

 

ⅤⅤ算数ⅤⅤ② 「できない僕」ではなく、「できる僕」を育てる方法 ※ドリルの使い方。

 

【王子 小3 8歳】

 

㊗㊗㊗  「キッズBEE」の決勝に、進めることに、なりました   ㊗㊗㊗

 

 

 

実は、ママリとパパ虫は、王子が、

 

 

どうやって

 

算数オリンピック『キッズBEE』の

 

数字系の問題を

 

解いたのか

 

 

分かりません。

 

 

2023年の、王子が解いた後のトライアルの問題を見ても、数字が書かれているのですが、どうして、その数字を書いたのか、パパ虫にも、ママリにも、ちょっと、分かりませんでした。

 

分からないし、その数字を追っていっても、答えは出ないと、パパ虫が言っていました。

 

王子に聞いたら、「あ、それは間違ってたから、無視して。」と言っていたので、多分、考えた方法が、はまらなかったのでしょう。

 

 

でも、突然、

 

王子は、答えに、辿りつきます。

 

 

ほぼ、頭の中で、計算していて、式は、全く、書いてありません。

 

 

8問中4問は、答えだけが書いてありました。

 

残りの4問は、メモとしての数字が、いくつか書かれていた感じです。

 

 

 

 

色々な子供がいるので、色々な勉強方法があると思うのですが、王子家の、王子の場合を、紹介します。

 

 

そもそも、王子は、算数の問題をやること自体が大好きで、問題は、ほぼ自由時間にやっていて、そのスタイルも、『自由』です。

 

 

王子には、注意欠如多動症 (ADHD) 自閉スペクトラム症 (ASD) の特徴があり、基本的に、注意力散漫で、雑で、ジッとしていられません。

 

 

なので、キッズBEEの過去問も、テレビを見ながらやっていたり、ちょっとやってやめて、違う日にやることも多いし、そもそも座っていない、自由な状態で、やっています。

 

時間制限もなく、王子が、九九表を見ながらやりたいなら、それでもいいし、きまりは、何もありません。

 

 

思考力系の問題同様、算数オリンピックの問題も、『王子が、解くのが面白ければ、それでいい』と、ママリは、考えていました。

 

 

 

ママリが、「勉強」と呼んでいて、王子と、隣同士に座って、一緒にやってきたのは、国語系がメインです。

 

実は、この、『国語系』は、発達障害がある、子星人である王子にとっては、ソーシャルスキルレーニンにもなるので、じっくり、時間をかけてきました。

 

 

 

一方の、『算数系』に、ママリが、手や口を出さないできたのは、王子が、算数系のことは、王子自身で、やってきたからです。

 

ママリが、「教える」必要が、なかったんですね。

 

 

 

ママリは、3歳3ヶ月で、王子が覚醒して、数字が大好きになった後、どうやって王子を育てるべきか、悩みました。

 

 

 

その頃、実は、ある教育番組に対して、とても、考えることがあったんですね。

 

 

それは、物を作る番組で、色々なアイディアが出てきて、素晴らしい番組でした。

 

でも、登場する子供達も、見ている王子も、全く、考えないし、ひらめいても、いませんでした。

 

 

内容を考えたのは、大人で、子供達は、指示通りに、やっているだけなんです。

 

 

 

でも、紙と鉛筆を持たせれば、王子は、自分で考えて、何かを作っていました。

 

番組のように、素晴らしい内容ではありませんでしたが、テレビから教わらなくても、王子なりに、工夫して、ひらめいていました。

 

 

こういう番組は、

 

『子供が、自ら考える力や、自由な発想を、奪っているかもしれないな』

 

と、ママリは、感じました。

 

 

だから、王子には、『教えず』に、王子が、勝手に、考えて、ひらめけるように、王子が好きそうな物を、バーッと置いておいて、やり方も教えず、ママリは、ただ、見守っていました。

 

 

「これは、1だよ。」

 

等々、こういう知識は、教えました。

 

 

その1を使って、どうするかは、教えず、王子が遊ぶの、見ていました。

 

 

ママリが、王子を育てる上で、徹底しているのは、王子が、『自分でやる』ことを見守って、『待つ』ことです。

 

 

 

そして、ドリルを買い与えた、4歳4ヶ月頃、今度は、ドリルをどうやって進めていくか、ママリは、悩んでいました。

 

 

ママリは、口唇裂の育児で、度々、失敗を重ねてきたので、『ママリ流』は、やりません。

 

ママリはすぐに、専門家に頼ります。

 

 

そして、ママリの仕事は、「その専門家が言っている方法が、実際に、王子に合うか?」、それを見極めて、判断することです。

 

 

王子に合えば、その教育方法を、実行します。

 

 

 

 

最初は、いまいち、ドリルの進め方が分からず、ママリと王子は、一緒に座って、とりあえず、やっていました。

 

でも、すぐに、ママリが、隣に座っている必要が、なくなりました。

 

 

王子が、勝手に、やりはじめたからです。

 

 

王子は、好きではないことは、あまりやりたくない子星人なので、勝手にやっているということは、好きなのだろうと、判断しました。

 

 

 

そして、この頃、出会ったのが、宮本算数塾の、理念でした。

 

『絶対に教えないでください!』

 

 

ママリの考えと、似ていました。

 

 

 

 

当時、ママリは、ドリルを、何冊か、テーブルの上に、置いていました。

 

王子は、歌をうたいながら、どんどん問題を、解いていきました。

 

 

そして、ある時、できない問題に、ぶちあたりました。

 

 

その時の王子の反応は、印象的だったので、覚えています。

 

 

王子は、泣きました。

 

泣いて、プンスカ、怒っていました。

 

 

ママリが、「できないなら、また今度にしたら?」と言ったら、王子は、ママリを無視して、問題をやっていました。

 

でも、その日は、できないまま、終わりになりました。

 

 

王子は、不機嫌でした。

 

 

 

そして、二日後に、またやったら、できましたー。

 

 

王子の顔が、ぱーーーーーーーっと ☆☆ キラキラ ☆☆ 輝いたんです。

 

 

ニコニコしていた王子を見て、ママリは、言いました。

 

「チャタ、一昨日は、できなかったのに、今日、できるようになったんだね。頭、良くなったね。」

 

 

王子は、コクコク頷いていました。

 

そして、「問題が、できるようになった」ことを、『実感』していました。

 

 

 

ママリは、この王子の様子を見て、

 

『意識的に、王子が、できなかった時期と、できるようになった時期を、口にする』

 

ように、してきました。

 

例えば、「これ、2ヵ月前は、できなかった問題だよ。」等々です。

 

 

 

王子にとって、

 

「問題ができないまま、説明をされて、終わり」になるのは、敗北です。

 

 

それだと、「僕は、問題ができない。」ということを実感して、終わるだけ、です。

 

 

 

でも、

 

「問題ができなくても、説明はせず、放っておいて、次の機会に、自分でできれば」、王子の勝利です。

 

 

「僕は、問題ができた。」実感して、嬉しい気持ちで、さわやかに、その問題を、終えられます。

 

 

 

ママリは、この方法が、王子に合っていると、判断しました。

 

 

王子が、好きそうな本やドリル、パズルやアイテムを、ポイっと置くと、王子は、楽しそうに、それらを、やっていました。

 

 

王子は、勝手に、レベルアップしていきました。

 

 

 

1⃣ 「賢くなるパズル 数字ブロック 初級 」 

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一番最初に買ったドリルは、これではないので、王子が、実際に、「できない問題」にぶち当たったのは、このドリルではありませんが、このドリルの理念を信じて、他の、問題もやっているので、こちらを、紹介させてください。

 

 

 

ちなみに、この勉強方法は、あくまでも、『好きなこと』限定です。

 

国語系は、王子、こうは、いきません。

 

 

 

続く。

 

 

 

※ アマゾンのアフェリエイトの審査に、無事通りました。

  ご協力、ありがとうございました☆

 

◎おすすめアイテム◎② 『面積迷路』 ※図形が苦手な発達障害児が、図形をやったら、苦手な三次元と戦えるようになるかもしれない。

 

【王子 小3 8歳】

 

※ サピックス3年夏あたりのテストでも、『面積迷路』のような問題がでたようです。

  王子 「ひらめき編くらいのレベルのやつだったよ。」と、分析していたのに、間違えてきました。さすが、サピックスですね。

 

 

 

みなさんの、お子さんは、図形が得意ですか?

 

苦手ですか?

 

 

みなさんのお子さんは、日常の中で、図形について、考えますか?

 

 

王子は、図形が苦手です。

 

 

多分、ドリルや問題集をやらなければ、王子の人生の中で、王子が、図形について考えることは、なかったと思います。

 

多分、0だった思います、図形への関心や、耐性が。

 

 

でも、運よく、王子は、ドリルや問題集が、好きでした。

 

数字系の問題をよくやります。

 

 

そして、図形系の問題も、『あると、やりたい』、そう思ってしまう、王子なんです。

 

 

だから、王子は、ドリルを回転させながら、ブロックの数を数えたり、折り紙を折って重ねていく問題ができなくて、諦めずに、実際に、折り紙を、折ってきました。

 

図形の問題を、頭の中で、展開できないので、実際に、同じような図形を作ってきました。

 

 

ただ、生きているだけなら、図形と対面していなかったであろう王子が、図形と戦う覚悟をした。

 

それは、全て、ありがたいことに、楽しい、やりがいのある、ドリルや問題集、算数オリンピックのおかげです。

 

 

 

 

前に、キッズBEEの、図形問題対策に、面積迷路』をおすすめしたのですが、王子が、大好きなドリルなので、また、おすすめします。

 

 

王子は、自閉スペクトラム症と、注意欠如多動症の影響で、

 

三次元が苦手

 

奥行きが分からず、よく転ぶ

 

体の動きがギクシャクしていて、とてつもなく不器用

 

運動が苦手

 

視野が狭い

 

まわりを見ていないので、状況判断が苦手

 

注意力散漫

 

ケアレスミスを連発

 

人間の顔が、分からない

 

 

等々、発達障害の特徴は、実生活にも、影響があります。

 

 

算数の分野で言うと、立体が捉えられず、物を回転させたり・重ねたりの図形系も苦手、となります。

 

 

じゃあ、王子、図形が、どれくらい苦手かというと、小学3年生現在、まだ、チョコチョコ、できない問題があるレベルです。

 

 

ただ、その「できない」内容も、少し特殊で、例えば、2つの⊿を見て、一番広い角度を比べて、どちらが広いか、みたいな問題が、目で見えないのか、苦戦してますね。

 

王子の場合、目測でやると間違えてしまうので、ちゃんと角度を計算して決めるか、分度器の練習をするか、諦めるかですね。

 

 

 

ただ、王子は、算数オリンピック、キッズBEEの問題でも、正答率30%以下の難問はできませんが、説明を聞けば、ほとんどは、理解ができます。

 

キッズBEEの難問が、どれくらい難しいかというと、サピックスの、一番上のクラスの半分くらいがファイナルに進めるので、そのレベルの子供達が解ける感じの問題です。

 

 

 

では、王子は、なぜ、理解できるのか?

 

 

王子が、天才だからでは、ありません。

 

王子は、天才では、ありません。

 

 

☆★ 図形の問題を、星の数ほど、やってきたからです ★☆

 

 

 

ママリは、ベビー王子に、勉強を教えるつもりは、ありませんでした。

 

 

ママリが、口唇裂で、唇の上に手術跡のある王子の、3歳までの育児で、気をつけていたことは、体力と精神的な強さと刺激、でした。

 

そして、王子が、一つ、何か、とても好きな事を見つけたら、それを、全力で応援しようと、考えていました。

 

 

 

王子家は、勉強を重視する家ではないです。

 

なので、王子自身が、生まれながらに、数字が好きではなかったら、王子に、勉強は

させてなかったと思います。

 

ゲーム好きだったら、ゲームをさせてましたね、ママリ、ゲーム大好きなので。

 

 

今は王子、野球にはまっているので、それで良いと思っています。

 

王子家は現在、野球一家で、連日、テレビにかじりついています。

 

 

 

でも、だからこそ、今、思うことがあります。

 

王子の、発達障害の特徴は、ある程度、トレーニングで、緩和できました。

 

 

そして王子の場合は、勉強をして、知識を得ることが、生きやすさにつながりました。

 

 

普通の子は、

 

「算数の勉強をして、買物ができるようになったよ。」

 

 

 

発達障害の子は、

 

「図形を勉強してたら、奥行きがあることに気づいて、物事を、二次元ではなく、三次元で、考えられるようになった。」

 

に、なるかもしれません。

 

 

これは、王子、まだ、多分、できていません。

 

でも、希望はあると、ママリは考えいます。

 

 

 

勉強をすすめると、正直、まわりから、ひかれます(笑)

 

でも、こういう、苦手分野がある子こそ、「普通の子が、普通にできることが、できない」ので、普通の子供ができる、計算や文章読解を、諦めず、少しづつ、練習していくことも、有効だと思っています。

 

 

 

 

王子は、図形の問題も、沢山やってきましたが、数字系と両方が置いてあったら、数字系を、もっと沢山、やります。

 

なので、王子のテンションが↑↑あがって↑↑、どんどん進む、図形系のドリルは、貴重で、その中のひとつが、この『面積迷路』です。

 

 

楽しいようで、単純に、気に入っています。

 

 

□の、辺やまわりの長さ、面積をヒントに、答えを掘り出していく問題で、足し算、かけ算ができれば、できる問題です。

 

パズル感覚で、どの辺とどの辺が同じ長さか、面積から辺の長さを求めて、引いて、のように、どんどん解いていく問題で、できると、嬉しいようです。

 

 

因みに、ひらめき編は、難しく、じっくり、時間をかける必要が、ありそうです。

 

 ← 楽天 中古 はこちら。

 

 

算数の、足し算、引き算は苦手でも、もしかしたら、こういうパズルを解きながら、算数の基本を身につけさせてくれる問題なら、楽しみながらできる子も、いるのではないかなと思い、おすすめしてみました。

 

 

 

※購入する場合は、責任は負えませんので、自己判断でお願いします。

 

 

※ アマゾンアソシエイトの登録は、できました。 

  ご協力、ありがとうございました。

  

 

◎おすすめアイテム◎① 『キッズBEE 過去問題集』 ※算数に飽きたら、これやってみて。

 

【王子 小3 8歳】

 

 

「算数オリンピック キッズBEE 過去問題集」

 

超思考力系。

 

 

ママリが、算数好きの子供達に、おすすめする、№1の問題集は、これです。

 

これしかありません。

 

 

算数オリンピックの問題は、学校や受験向けの算数とは、ちょっと違います。

 

 

イメージですが、

 

勉強系の問題は、王子は、バババババ、という感じで、

 

『最も速く、最も効率的な方法で、正しい、たった一つの答え』

 

を、導くための練習です。

 

学校、塾の勉強が、これです。

 

 

 

一方の、思考力系は、王子は、のほほーん、としていて、

 

『時間は、いくらかけてもいいし、方法は、沢山あるし、答えは一つだけど、解けなくてもいい、やるのが、超楽しいんだよねー☆』

 

という感じです。

 

数独とかパズルとかクイズとかを、もっと、算数っぽくした感じの問題です。

 

 

 

数字、算数大好きっ子星人の王子は、思考力系が、大好きで、楽しいのですが、勉強系も、好きで、やります。

 

 

地球には、勉強系の問題は、沢山、あります。

 

でも、もしかしたら、算数好きな子は、勉強系の問題には、飽きてしまうかもしれません。

 

そうすると、算数がつまらないと、感じるかもしれません。

 

 

 

そんな時に、思考力系の問題をやると、良いですよ!

 

 

 

ママリは、王子に、算数を教えたり、算数トークをしたり、できないのですが、こういう問題をやることによって、王子が、

 

「算数って、楽しいし、最高だな♥ 幸せだな♥ 」

 

と、思えるみたいです。

 

 

「算数を、子供に教えられない」、とお困りのお父さんお母さんに、ぜひ、大人が教えなくても、この問題集が、お子さんの目を、輝かせてくれます。

 

 

 

算数好きなお子さんがいる方、ぜひ、算数オリンピックの問題に、チャレンジしてみてください☆

 

大会に参加しなくても、もし、全然、できなくても、いいと思います。

 

 

学校とか塾で、何かに追われながら、間違えてはいけない、やらされている算数、ではなくて、純粋に、自由に、

 

「 ああ、算数の問題って、解くのが、こんなに面白いんだ☆ 算数って、間違ってもいいんだ☆ 」

 

と、子供達が思えるような、問題が、そろっています。

 

 

 

過去問は、算数オリンピック委員会で、取り扱っているのですが、売り切れると、それで終了みたいなので、次の版を待つか、中古で、探してみてください。

 

 

 

ただ、こちらの過去問は、難しいので、もう少し簡単な、思考力系の問題も、今度、紹介しますね☆