☆数星の王子、ただいま冒険中★

ギフテッド?(IQ137)☆メンサ会員☆自閉スペクトラム症☆注意欠如・多動症☆口唇裂☆3月生まれの一人っ子♥数字ラブ♥王子の冒険譚

☆王子の『数字力』☆① 考える力 ※思考力系の問題が、おすすめです。

 

【王子 小2 7歳】

 

 

数字ラブの、王子 (2年生、7歳5ヵ月) の『数字力』は、どんな感じでしょうか?

 

 

説明するのがとても難しいので、意味不明だったら、申し訳ありません。

 

そして、王子の思考レベルが、みなさんが思っていたよりも低い場合も、申し訳ありません。

 

 

ママリがモンスター親バカで、ごめんなさい。

 

 

 

 

 

王子は、考えることが、とても好きです。

 

 

年中(4歳)くらいだったと思います。

 

 

「ママ、1年は、365日で、合ってるよ☆」

 

と、王子は、カレンダーをめくりながら、計算機を打って、ママリに教えてくれました。

 

当時の王子の特別装備は、計算機でした。

 

 

「どうやって分かったの?」

 

「1月から12月の、日数を足した。」

 

と、王子はニコニコ笑顔で答え、さらに、

 

 

「1年は、12ヵ月も、合ってるーー☆」

 

「どうやって、計算したの?」

 

「全部の月に、1を足して、その合計 (377日) から、12をひいたら、365日になるから。」

 

 

ママリは、びっくりしました。

 

最初、?となりました。

 

 

何ヵ月かを確認するために、あえて、毎月の日数に1を足して、最後に、足した分を引く…。

 

 

 

ママリには、この発想は、ないです。

 

 

「普通レベルの発想じゃないかっ。」

 

と、つっこんだ方、つまらないかもしれませんが、しばらく、モンスター文系のママリの独り言におつき合いください。

 

 

当時王子は、足し算、引き算を愛していました。

 

そして、王子の疑問「365日なの?12ヵ月なの?」に対して、この式が作れたということは、ただ、足して引いているだけではなく、どのような状況で、足したり、引いたりすればいいのかも理解できているなと、ママリは思いました。

 

計算を、王子なりに、活用する力です。

 

 

王子は、「なんで?なんで?」と、聞いてくるタイプの子星人ではありません。

 

↑先ほどの計算のように、ある事実を知ると、それが、本当かどうか、試行錯誤して、確認したいタイプでした。

 

 

 

 

さて、最近の、ご飯中の会話だと、こんな感じです。(2年生、7歳5ヵ月)

 

 

ママリが、カボチャスープについて話していた時です。

 

王子と話していると、日常会話が、つい、数字会話になってしまいます。

 

「昨日、カボチャを、2分の1買ってきて、家でまた、2分の1に切ったの。で、もっと小さく切ろうと思ったのに、硬すぎて、2つのうち1つを小さくしている間に、ママの腕に限界がきて、それだけは切りました。残りは、パパが切ってくれました。ママが、小さく切ったカボチャは、カボチャ全体の、何分の何でしょう?」

 

「3分の1?」

 

「ぶー。」

 

「4分の1。」

 

「正解。どうやって、計算したの?」

 

「1は100だから、半分にしたら50。その半分は25。100の中に、25は4こあるから、4分の1。」

 

 

王子は、分数、%は、まだ、正式には習っていないので、式を作っての計算はできません。

 

 

ただ、王子家の会話には、よく出てきます。

 

王子が知っているのは、

 

「2分の1は、1つの物を、2つに分けたうちの、1つ。3分の2は、3つに分けたうちの、2つ。」

 

「1つの物を、100に分けて、考えることができる。」

 

です。

 

 

ママリは、カボチャという物体で、感覚的に、分数を、体感させようとしました。

 

2分の1は、2つに切られたうちの、1つ。

 

その2分の1は、また2つに切られて、4つになる、というように。

 

 

王子は、ママリと、思考回路が全く違いますね。

 

王子の脳みそは、宇宙まで飛んで行って、帰ってきました。

 

 

そして、王子の特別装備の数字で、勝負をかけてきました。

 

 

分数の計算を間違えた王子は、分数で計算することを諦めて、他の方法を探して、%で計算してから、分数になおして、答えをだしました。

 

 

この、自由な、考える力こそ、王子の『数字力』かなとママリは勝手に思っています☆

 

 

 

 

「どうやって、九九、覚えたの?」

 

と、よく聞かれます。

 

王子は、覚えた、というよりも、好きなので、何度も考えて、手を動かしてやって、食卓で話しながら、いつの間にか覚えてしまったという感じです。

 

 

暗記は、特に、させていません。

 

九九も分数も、何度も考えていれば、そのうち覚えるので、わざわざママリが王子に、教える必要がないからです。

 

王子は、勝手に、九九のドリルをやり、九九の二桁三桁の暗算の問題集もやり、九九の本を借りて読み、お風呂の中でパパ虫と九九クイズをやり、九九の表を眺めては萌えていました。

 

 

もちろん、王子では発見できない、式や計算方法などは、教えてもらう必要があります。

 

 

そして王子は、実は、方法を教えても、けっこう、あっさり、忘れます(笑)

 

分数も、教えた記憶がありますが、忘れています。

 

 

でも、なんとなーく、分数を理解しているので、忘れても、きっかけがあれば、思い出して、使ったり、応用したりします。

 

 

 

 

学校の評価は、勉強=暗記で、多くの方法を暗記して、使えることが、頭の良さだと考えられています。

 

これは、一つの考え方として正しいと、ママリも思います。

 

 

暗記は、正確な答えを導くための、圧倒的に強い、武器です。

 

 

 

一方の考える子は、自分が今、持っている知識を活用、応用して、どんどん考えを、自分自身で広げていきます。

 

そして、自分で考えてやっているうちに、暗記しなければならないことも、いつの間にか、覚えています。

 

 

 

子供達に勉強を教えていると、違いが見えます。

 

 

暗記型の子は、

 

はじめて見る問題に対して、何もせず、「教えてください。」と、言ってきます。

 

こういう子は、「教えてくれないと、できません。」と、まず、やり方を教えなかったことに不満を言います。

 

そして、教えてあげれば、とても良くできます。

 

 

思考型の子は、

 

はじめて見る問題でも、今までに試した方法を使ってみて、だめなら、勘で数字をあてはめたり、試行錯誤をする中で、どんどん、勝手に、問題を理解していきます。

 

答えが間違っていたとしても、この子は、多くのことを学んで、レベルアップしたので、問題を解いたこと自体に意味があります。

 

 

 

簡単に言うと、

 

「九九を、暗記しただけの子は、忘れたら、どうしますか?」

 

「九九を、理解していれば、足し算をすれば、解決できます。」

 

 

 

いやいや。

 

 

算数の理解なんて、当然、みんな、できているはずだと、みなさんは思うかもしれません。

 

 

 

ママリ (42歳) の算数・数学力は、人並みだと思います。

 

 

それでも、なんと、中学3年の途中まで、ずっと、学校のテストで95点以下を取ったことはありませんでした。

 

なぜか?

 

ママリは、暗記していました。

 

テストの範囲内の式のみ覚え、こういう文章題なら、この式を使えばいいと、覚えていました。

 

でも、範囲が広くなった時、どの式が当てはまるのかが簡単には分からなくなった時、ママリには武器が残っていませんでした。

 

 

この時の、全てが崩れ落ちていく感じ。

 

すごかったです。

 

ずっと100点を取っていた子が、80点、50点くらいしか取れなくなり、一気に自信をなくして、以後、数学は赤点スレスレの人生です。

 

 

勉強、いえ、人生には、暗記だけでは越えられない壁があると、ママリは考えています。

 

 

 

そして、この『考える力』は、必ずしも、生まれ持ったものではないと、ママリは思います。

 

 

 

最近、人間界で思考力系の問題が熱いです。

 

沢山の問題集が、でています。

 

それらの大きな特徴は、問題が、面白く、考えるきっかけになることです。

 

 

ママリは、そういう問題を見ていると、正直、羨ましい気持ちでいっぱいになります。

 

ママリも今の時代に生まれていたら、もう少しぐらい、数学と上手くつきあえたのではないか。

 

 

せめて…。

 

宇宙の本を読もうと思った時に、理解できるくらいの数学力が、あれば…。

 

 

しくしく。

 

ママリ、宇宙の本、全く理解ができません。

 

 

 

話を王子に戻しますね。

 

 

王子は、確かに、もともと、考えることが大好きなのですが、考える時間がなければ、考えること自体ができません。

 

 

『数字ラブ王子に、数字を、どうやって教えていくのか?』

 

色々と悩んだ末に、ママリが辿りついたのは、『王子の邪魔をしない』ことでした。

 

 

 

食事や勉強、習い事等々は、やらなければいけないこと・時間で、その間は、王子は自由に考えることができません。

 

それ以外の時間は、王子の自由時間で、王子は考えています。

 

 

なのでママリは、なるべく、この、やらなければいけない時間を短くして、『王子の自由時間を、増やす』ことが大事だと考えいます。

 

 

育児放棄ですか?」

 

と、言われるかもしれませんが、放棄では、ありません(笑)

 

 

『放っておく』という育児の種類だと、ママリは考えいます。

 

 

王子は、この自由時間に、本やマンガを読み、クイズのネタを仕入れ、テレビを見て大笑いして、妄想して甲子園球児になり、パパ虫のために復讐、あ、復習ドリルを作り、ママリとボードゲームで対戦して遊んだりします。

 

 

そして実は、思考力系の問題をやるのもこの時間です。

 

 

『算数の勉強』は、一つの絶対的な答えを、一番効率的に、速く、間違えず、できるようにするための、訓練です。

 

 

でも、王子が自由時間にやっている思考力系の問題は、違います。

 

王子は、ゴロゴロしながら、例えば、マッチ棒でできた計算式があって一本動かして式を変える問題だと、ドリルを逆さまにして見たり、間違えたところを消しゴムで消せなくてまた間違えたり、鉛筆で実際に並べたりしつつ、マッチ棒をバットに見立ててホームランを打ったりしながら、途中で諦めて、また次の日にやったりしています。

 

全く効率的ではないし、答えが出ないことも、答えが沢山あることもあるんです。

 

頭を使い、手を使い、勘を働かせ、全然違う分野のことも考えながら、間違えて間違えて正解して間違えています。

 

 

それで、いいんです。

 

 

ただ。

 

ただ。

 

ただ。

 

 

『王子が、考えること』

 

 

それだけが、目的なんです。

 

 

王子が考える良いきっかけになるような、面白い問題が沢山のっている。

 

それが、王子にとっての、思考力系のドリルや問題集です。

 

 

だから、勉強というより、趣味かもしれません。

 

でも、この考える力は、勉強にも活きてきます。

 

 

 

王子は、分数の計算を間違えても、分からなくても、諦めないんですね。

 

王子が持っている知識を応用して、答えを出してくる。

 

 

もしママリが、最初から、王子に、分数の計算方法をがっつり教えていたら、王子に、『分数を、%にしてから考えてみる』という試行錯誤の機会が、そもそも、発生しないんです。

 

だからママリは、算数の分野は、なるべく、王子に教えない、王子自身に考えさせるを徹底しています。

 

 

王子の数字力は、効率的ではないし、速さ、正確さに、欠けます。

 

 

学校のテストだと、式がおかしいので、×になるかもしれません。

 

受験にも、向いていないかもしれません。

 

 

 

でも、これが、王子なんです。

 

だから、ママリは、これはこれでいいと考えています。

 

 

学校や受験に向けては、効率的な方法を学ぶ、算数の勉強を学校や習い事でしているので、多分、大丈夫だと思います。

 

 

 

そういえば、分数をはじめて見た王子は、「数字の上に、数字をのせるなんて( ゚Д゚)」と、衝撃を受けていました。

 

 

ポカーンという感じで、

 

「え⁉そっち? (上に?) いいの?」

 

という感じでママリに聞いてきましたが、「いいの?」と聞かれても、なんと答えればいいのか…。

 

ママリには、このような質問に対応する、算数・数学の素敵な知識がありません。

 

 

多分、このブログを読んだ方は全員、『ママリでは、王子の数字力を伸ばしてあげることができない。』と、理解ができたと思います。

 

 

そしてそれは、ママリ自身が、一番よく分かっています。

 

 

王子の話を、ママリは、聞いてあげることしかできません。

 

邪魔しないことしか、できません。

 

 

その内容を、広げて、深めてあげることができない。

 

できないんですねー。

 

 

本当は、

 

「じゃあ、2²とかはどう?こんな形もあるし、もっともっと複雑な形や計算が、数学界には、いっぱいあるよ。」

 

等等等のように、王子の好奇心をうまく引き出せるような答えが言えたらいいのですが、残念ながら、ママリは、昔できていた算数数学ももう忘れてしまったので、参考書の答えがあればギリギリ教えられるレベルです。

 

 

王子の好奇心に、その都度その都度、何か楽しい、新しい数字話ができるような、素敵スキルを、ママリは持ち合わせていません。

 

数学の先生か、数学者か、大学生でもいいんです。

 

月に何度か、王子と話しながら、王子の好奇心を刺激する話題を知っている、誰かがいてくれたらなぁと考えているママリなのでありました。

 

 

 

ママリの話はさておき、考える力が気になる方は、ぜひ、思考力系の問題を試してみてください。

 

おすすめの問題集は、そのうち書きます♪

 

 

 

重ねて言いますが、ママリは、暗記も、とても大事だと考えています。

 

王子が、暗記をしていない、なんてことはないです。

 

 

そもそもママリは、思考力がある人間で、暗記 (教養・基本的な知識) ができない人間に、会ったことはありません。

 

思考力がある人間は、大抵、知識の量も半端ないです。

 

 

だから、「暗記」は、絶対に必要です。

 

 

 

「思考しながら、暗記ができる」 

 

多分、これが、最強です☆

 

 

 

思考力も、暗記力も、向き不向きがあるので、子供の特徴を見て、この部分は考えさせてこっちは暗記等々、その子その子で、その子なりの学習方法があると良いのだろうなぁと思っています。

 

 

実際、王子は、国語の長文読解が苦手で、そちらは王子が考えるように、ママリが手取り足取り教えています。

 

 

 

 

色々と書きましたが、王子の算数力は、分かりづらいと思うので、一般的なテストでの結果も、一応のせておきます。

 

 

全国統一小学生テスト 

 

小学1年生 60ちょい (クスリなし)

 

小学2年生6月 70ちょい (クスリあり)

 

 

サピックス 

 

小学2年~ 60ちょい~70ちょいくらい (クスリあり)

 

 

です。

 

 

2年生なので、これから、まだまだどんどん変化していくことは分かっています。

 

 

参考までに、どうぞ。