☆数星の王子、ただいま冒険中★

ギフテッド?(IQ137)☆メンサ会員☆自閉スペクトラム症☆注意欠如・多動症☆口唇裂☆3月生まれの一人っ子♥数字ラブ♥王子の冒険譚

■王子画伯の作品集■② 「絵には、物語がある。」 ※三次元、状況の把握、関係性、苦手です。

 

【王子 小3 8歳】

 

 

実は、

 

ママリ、

 

王子の絵について、

 

けっこう、

 

悩みました(笑)

 

 

 

幼稚園時代、王子3歳~5歳、王子の絵は、基本的に、白黒で、人間は、棒人間でした。

 

マッチ棒みたいな感じで、顔も、あいまいでした。

 

 

 

他の子供達の絵は、うまかったですよーーーーーー☆

 

( ゚Д゚)

 

人間の顔や体は、上手に描かれていたし、まわりの家や花も色鮮やかで、かわいかったです。

 

 

そんな、女子達の中で、王子は、男子代表?として、鉛筆で殴り描いたような、

 

 

海なら、「嵐?ジャニーズかっ。」

 

家族なら、「ママ、でかくない?」

 

クリスマスでも、「クリスマスの物が、一切、描かれてないな…(笑)」

 

 

そんな絵を、描いていました。

 

 

 

ママリは、「これは、教えたほうが、いいな。」と、思いました。

 

 

年中頃です。

 

ママリは、幼稚園児用のテキストを、買ってきました。

 

イラストが描けるようになる、魔法の書です。

 

 

顔には、目と鼻と口があって、体には、頭と胴と首と手と足が、バランスよくあって、という感じで、三次元の人間を、二次元に、簡単に、かわいく、描けるようにする、書物です。

 

 

まずは、○とか、魚 ◀▶◄ とかの絵から、はじめたのですが…

 

 

うーん、なんて言えば、いいんだろう。

 

 

ママリは、

 

笑ってしまったんです。

 

 

王子が、かわいらしい魚の絵を描いているのが、あまりにも、似合わなすぎて、笑ってしまいました(笑)

 

「チャタ…、ぶはっ。」

 

 

ママリ、白目。

 

白目です。

 

 

 

こうして、王子家では、王子に、かわいい絵を教えることは、やめました。

 

 

ママリは、思いました。

 

「押しつけは、だめだ。王子らしくない。」

 

 

結局、かわいい子は、かわいい絵を描くし、かっこいい子は、かっこいい文を書くんだなと。

 

王子は、王子らしく、それで、いいんだなと。

 

 

 

 

以前、『王子画伯の、個性の正体』は、

 

 

① 他の人間のことを、あまり見ず、考えず、自分の好きなことを、やっちゃう。 (注意欠如多動症?)

 

 

② 関係性を捉えることが苦手で、何も、考えていない。 (自閉スペクトラム症?)

 

 

だと、書きました。

 

 

申し訳ありません。

 

大事な、三つ目の特徴を、完全に、忘れてましたーーー ( ゚Д゚)

 

 

 

それは、

 

③ 三次元 (空間認識能力?) が、苦手。 

 

 

です。

 

 

空間認識能力は、人や物の位置を立体的に把握する能力で、これが苦手だと、文字の読み書きが苦手、地図・図形が理解できない、スポーツが苦手、整理整頓が苦手等々の影響があります。

 

ただ、王子の場合、超得意 (文字、地図) 、と、超苦手 (図形、スポーツ、整理整頓)、の両方の特徴があって、複雑なので、今回は、三次元だけに絞りました。

 

 

 

 

三次元が苦手、と聞くと、アニメが好きで、人間が苦手というイメージに、なるのではないでしょうか?

 

実は、ママリ、このような意味で、『三次元が、苦手』を使ったのではないのですが、後々、このような結果が、導かれていきます。

 

 

 

まずは、王子の、『三次元が、苦手』の意味を、見ていきましょう。

 

 

三次元は、立体とかのことなのですが、王子は、これらの認識が、できるような、できないような子星人です。

 

 

発達検査を受けた、5歳7ヶ月頃、王子は、

 

三次元を、二次元で、捉えて』

 

いました。

 

 

分かりやすく言うと、オリンピックのマークは、

 

5つの輪が、重なり合っている (三次元)

 

 

ものなのですが、王子は、あれを、

 

☁ 一つの、雲のような形 ☁ (二次元)

 

だと、認識していました。

 

 

多分、多分ですよ、多分、

 

『王子の見ている世界は、三次元。だけど、王子には、二次元に、見えている。』

 

のだと思います。

 

 

小学3年生の今の王子は、以前よりも、折り紙を重ねて、折って、★を切りぬいて、開いて、裏返したらどうなりますか?みたいな問題が、できるようには、なってきています。

 

でも、三次元の図形を、三次元として捉えられているかは、判断ができません。

 

 

 

そして、この間、「発達障害がある子の多くは、奥行きや、影や、遠近感のない絵を描く」と、聞きました。

 

確かに、王子の絵は、平面っぽいです。

 

でも、まだ小学3年生なので、まわりの子供達も、立体的な絵は、描けていないです。

 

 

 

そして、以前、王子が、「奥行」を理解しているかを知るために、一枚の絵を見せました。

 

簡単な、部屋の絵なのですが、奥行きがあって、わざと、いくつかのライトが描いてあって、その大きさが、同じでした。

 

なので、奥行きが、分かる人間には、絵に描いてあるライトの大きさは全部一緒だけど、「このライトは、奥にあるから、実際の大きさは、とても大きい。」と理解ができる絵です。

 

 

「絵の中の、どのライトが、手前にあって、どれが、奥にあるか、見える?」

 

と聞いたところ、王子の答えは、合っていました。

 

 

ママリが、

 

「え、見えるの? ★☆★☆ すごい ☆★☆★ 」

 

と、頭をナデナデしていたところ、王子が、

 

 

「トリックアートの、だまし絵の本に、だまされない方法が、描いてあった。」

 

と、言いました。

 

 

ん?

 

 

「僕は、騙されないよ。すごいでしょ★」

 

と、言ったんです。

 

 

むむ。

 

これは、王子の目が、実際に、「見えている」のではなく、「知識として知っている」ので、あたったのではないかと思った、ママリなのでありました。

 

 

なので、王子の目が、実際に、三次元を捉えているかは、謎です。

 

 

 

 

こんな王子です。

 

 

 

小学校で、王子が描いた絵について、もう一度、考えてみましょう♪

 

 

まず、

 

① 王子は、『こぶ島』について、描くことを、決めました。

 

『こぶ島』は、多分、王子が、注意欠如多動症で、色々なところを見て、色々なことを考えているので、本人は「理由はない」と言っているけれど、「こぶ」みたいな物が、どこかにあって、それを見て、描こうと思ったのだろうと、ママリは考えています。

 

 

そして、その後に、

 

② 物語が、続いていきます。

 

 

「ちみずぎ君と、机だ君が、漂流してきて……。」

 

王子の命名も、独特です。

 

そして、この物語も、王子が妄想して、作り上げた、「二次元の物語」です。

 

 

 

他の子供達が、「あたたかな家族の絵」とか、「がんばる自分」とか、三次元の「リアルな思い出」について、描いている

 

隣で、

 

 

王子は、二次元の絵に、二次元の物語を、足している。

 

 

要するに、

 

 

=  📚  マンガ  📚

 

 

を、描いてるんです(笑)

 

 

授業中に、堂々と(笑)

 

 

 

なるほどーーー。

 

やるな、王子画伯。

 

 

 

 

王子が、

 

『三次元、人間が苦手』

 

で、

 

『二次元、マンガが大好物』

 

 

なのには、王子なりの、理由が、あったんですねー。